前回の「第1回りつ♀ポメラニアン編」に続き、今回も愛犬の「医療費」と「ペット保険」について、
私のリアルな実体験をもとにお話しします。
今回は、我が家で今も元気に過ごしてくれている、🐶あお♂(現在推定13歳)の健康状態や医療費のデータを公開します。これからシニア期を迎えるワンちゃん🐶や、子犬🐶を迎える方の参考になれば幸いです!
愛犬の医療費はいくら?ペット保険を実体験から検証してみた(第1回:🐶りつ♀ポメラニアン編)
我が家の愛犬「あお」のペット保険
あおは、保護犬団体さんから迎えた(2020年3月1日)元保護犬のパピヨン(当時推定7歳)です。
引取時の条件にペット保険の加入があったため、団体さんから指定された以下の保険をそのまま引き継いで継続しています。
- 加入している保険:SBIプリズム少額短期保険「ママの愛情」(※あおの付き人😎=飼い主は♂です)
- 主な補償内容:通院限度額 5,000円(1回あたり)、入院限度額 10,000円(1日あたり)
迎えた当時は大きな持病もなく元気でしたが、時が経つにつれて様々な変化がありました。
あおのこれまでの健康管理の経緯をご紹介します。
事務所に通勤する保護犬「あお」のプロフィールと、一緒に来た「りつ」について | さくらい社労士FP事務所

「あお♂」の健康状態について(2020年〜現在)
保護犬団体さんからは「パテラ(膝蓋骨脱臼)手術済み」「一部抜歯済み」「去勢手術済み」と聞いていましたが、我が家に来てから以下のような症状や病気に向き合うことになりました。
① ヘルニアの発症
我が家へ来て3ヶ月ほど経ったある日、朝の散歩の準備をしようとしたところ、あおが寝床から動かず、少し震えていました。抱き上げようと触る前にお腹の底から悲鳴を上げ、これは大変だと病院へ。
「ヘルニア」と診断され、注射と投薬治療を受けました。
これまで 我が家の先住犬🐶たちにはヘルニアがなかったので当時は非常に驚きました。
ちなみに、私自身も22歳の時に椎間板ヘルニアでコルセットを巻いていた時期があるため、
「私とあおはヘルニア兄弟だな…」なんて思ったりもしています。
🐶あお♂のヘルニアは年に1〜2回ほど発症しますが、幸いなことに今年はまだ未発症です。
② てんかんの発症
さらに我が家に来てから2年ほど経った頃、急に震えて体が固まる発作が起きました(5分ほどで回復)。
この症状も私にはこれまで経験のない症状だったためこちらも本当に焦りました。
発作は年に3回〜5回ほど起きており普段は5分程度で元に戻りますが、
今年の6月に発症したときはいつもより重い発作であり、回復するまでに1時間ほどかかりました。
その時は本当に生きた心地がしませんでした。
無事に回復してくれましたので、守ってくれているご先祖様や毎週行く神社の神様、
そして🌈🐶たちに心から感謝です。
主治医からは「1ケ月に複数回発症したら投薬治療」と言われていますがので、てんかんについては今のところ経過観察中です。
二度とあんな発作が起きてほしくないと、日々祈るばかりです。
③ その他のシニア特有のケア
- 耳・肛門腺のケア:耳が汚れやすいため外耳炎を発症しますので、毎月病院で掃除。
肛門腺は固めで絞るのが難しく、昨年は破裂して流血するハプニングもありました。
いまでも散歩中に用を足した後にブラがってしまう時があるので、
取ろうとする触る前から悲鳴を上げるので、通行している人に虐待していると思われないか気になります😓 - 肝臓の数値悪化:昨年から肝臓の数値が上がり毎日の服薬が必要でしたが、先月の検査で数値が改善したため、現在は薬を一度止めて様子見中です。ここはこれからも要注意です。
- 歯とパテラ:歯は全身麻酔のリスクを考慮し「グラついたら無麻酔で抜く」方針で様子見。
パテラは我が家に来てから発症していませんが、上記と同じくこれからも要注意です。

【検証データ】ペット保険はお得だったのか?(2020年~2026年)
2020年3月2日から現在までの、加入1年単位のリアルな医療費と保険金の収支データをまとめました。
現時点であお🐶♂のペット保険加入でお得になったのは医療費が激増となった去年(2025年)だけですね😓
(りつ🐶♀🌈とは異なります)
*保険の損益=保険加入済「実質自己負担額」と保険未加入「医療費(実額)」との差額
↑年払い保険金+医療費(実額)ー保険金(返金)
| 期間 (加入年) | 年払い 保険金 | 診察 回数 | 医療費 (実額) | 保険金 (返金) | 実質 自己負担額 | 保険の損益 (差額) |
| 2020.3-2021.2 | 32,890円 | 7 | 75,036円 | -27,150円 | 80,776円 | -5,740円 |
| 2021.3-2022.2 | 32,890円 | 2 | 11,550円 | -8,850円 | 35,590円 | -24,040円 |
| 2022.3-2023.2 | 35,440円 | 4 | 25,960円 | -17,370円 | 44,030円 | -18,070円 |
| 2023.3-2024.2 | 35,440円 | 3 | 14,770円 | -11,050円 | 39,160円 | -24,390円 |
| 2024.3-2025.2 | 41,200円 | 5 | 50,930円 | -22,750円 | 69,380円 | -18,450円 |
| 2025.3-2026.2 | 41,200円 | 15 | 183,920円 | -71,500円 | 153,620円 | +30,300円 |
| 2026.3〜(途中) | 41,200円 | 6 | 123,600円 | -25,000円 | 139,800円 | -16,200円 |
データから分かること
- 2025.3〜2026.3の1年間: あおの年齢が上がり、肝臓の数値悪化などで通院や検査が増えたこの年(2025年)は、医療費が年間18万円を超えました。その結果、保険未加入よりも「30,300円」お得(効果があった)という結果になりました。 今年も既に半分経過ですが、毎月通院しているので果たして?
- それ以外の年: 若かった時期(2020年〜2024年頃)は、年間払込保険料と保険金のバランスを見ると、結果的ではありますが「ペット保険未加入の方が持ち出しは少なかった」という年が続きました。
- 1年目(2020年)の医療費はパテラ術後の経過観察などで費用が掛かりましたが、ヘルニア以外は元気でした
飼い主(付き人😎)としての本音
「ペット保険は損か得か」という観点だけで見れば、若い健康なうちは保険料のほうが上回るケースが多いのも事実です。
しかし、あおのようにシニア期に突入し、昨年度や今年度のように病気や通院・検査・投薬が増えてくると、
「いざという時の家計のクッション」としてのペット保険のありがたみはあります。
(トータルで考えると果たして?)
今後、あお🐶♂も年を重ねて体調が悪くなってしまえば、昨年のように通院が多くなれば必然的的に医療費も増加しますので、ペット保険は重要と判断します(健康で毎日過ごして欲しいだけですが)
また、病気だけでなく「思わぬケガや事故」のリスクトラップも若いうちから存在しますので、
リスク回避としてペット保険は有効な場合は多々あると思います。
注意が必要な点として多くのペット保険は、てんかんやヘルニアなど補償対象外の場合がありますし、
ペット保険の 乗り換え時などは健康診断書(自費)などが必要で、NG項目があると保険加入NGとなる場合もあります。よってペット保険に入る際は、保険会社と補償内容などを相談しながら慎重に検討が必要ですね。
ペット保険は損得ではなく少しでも安心を得られること、そして🐶ちゃんの体調や年齢などを最優先に検討すべきかと思います。
(会社や保険商品が沢山あるので、選ぶのに迷いますが)

【FPからのアドバイス】愛犬の高齢化と自分の老後は「セット」で備える
愛犬がシニア期を迎える頃、飼い主自身もライフステージが大きく変化します。
実は、犬の医療費と飼い主の家計には、以下のような見逃せない共通のリスクがあります。
(とても大雑把な参考例です)

- 55歳〜60代:愛犬がシニア期に突入して医療費やサプリ代がかさみ始める時期。
- 65歳以降:飼い主が定年退職を迎え、収入が年金生活(大幅減収)に切り替わる時期。
もし「愛犬の高額な医療・介護費」と「飼い主の定年後の収入減」が重なってしまうと、家計に大きなダブルパンチとなって襲いかかります。
「若い時は保険がなくてもなんとかなるけれど、シニア期と自身の老後がどう重なるか」を見据えて、早めの資金計画や保険選びもしくは愛犬🐶の医療費に対する備えとしての貯えをしておくことが、愛犬と飼い主の安心な暮らしを守るためには必要と考えられます。
今回は以上となります。
愛犬🐶の健康だけではなく飼い主さん自身の健康と、そして安定した収入や支出の見直しなどを普段から考慮して頂くと幸いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
将来の家計の見える化やライフプランなどについてのご相談などがあれば、
お気軽に下記よりお問い合わせください。

コメント