弱小の社労士FPが綴る 「私の退職顛末記:第3回」労災危機一髪!そして退職

前回、転職先でやっと赴任先の現場が決まったものの、
待ち構えていたのは「土日なし」「泊まり込み」の聞いていた条件とは異なる環境でした。

★第1回、第2回はこちら↓です★
弱小の社労士FPが綴る「私の退職顛末記:第1回」   | さくらい社労士FP事務所
弱小の社労士FPが綴る「私の退職顛末記:第2回」 (雇用契約書は重要!) | さくらい社労士FP事務所

目次

良き先輩のもとで、仕事を覚えようと希望が湧いた!が・・・

休日や勤務場所の相違はありましたが、それでも中央区の事務所で

時間が止まったように「足場の本」を読み続けるよりは、遥かに快適でした。

翌週には電気も通り、一人だけの泊まり込みを数日経て、別の現場から先輩社員がやってきました。

先輩は建築学科卒の4年目。

私に色々と親切に教えてくれ、お互いの彼女の話などで盛り上がるほど仲良くなりました。

ある日私は先輩に教わった通り、ドラフター(製図台)で必死に施工図を作成しました。

確か根伐図だったような記憶・・・?

AUTOCADなど影も形もない時代、図面も感光紙で複写する、いわゆる青焼きの時代です。

徹夜の製図と、所長の雷⚡

都度、先輩に確認してもらいながら書き上げた図面でしたが、いざ所長に見せると状況は一変。

「・・・違う!!どんな教え方をしたんだ!」

先輩が激しく怒られてしまったのです。

申し訳ない気持ちでしたが、当時の私にはどこが間違っているのかさえ分からない状態。

結局、その日は一睡もせずに先輩と二人で図面を書き直し、翌朝の工事開始になんとか間に合わせました。

ユニック車転倒の労災事故 危機一髪 ヒヤリハットどころではない

そして数日が経過したある大雨の翌日、

ぬかるんだ場所から資材を移動させることになりました。

先輩が「俺には免許があるから」とユニック車を操り、大量の資材を吊り上げた時です。

「おお!先輩、頼もしいっす! こんな重たいものを手運びしなくて済みます!」

と感動したのも束の間で終わりました。

なんと重量でタイヤが泥の中にどんどんめり込んで、ユニック車の車体が傾き始めました!

私:「先輩!タイヤが沈んで傾いてますよー!!」

先輩:「わかったーー!!」

鳴り響く警告ブザー

私は、あろうことか傾いているユニック車を両手で支えました。

その時、ブザーに気付いた所長の怒号が2階の事務所から飛んで来ました。

「バカヤロー!!逃げろ!!つぶされるぞ!」

 慌てて逃げる私! (本当に馬鹿なのだ🐶あお)

 ★この場合の「バカヤロー!逃げろ!~」当然ですが、パワハラに該当しません!

そしてユニック車は傾斜して吊り荷をぶら下げた状態で停止。(転倒は免れた)

どうすんだこりゃ・・・悩む先輩と私・・・

すると救世主が現れました。

50m程離れた場所で作業していた協力会社の方が、

ユンボに乗って現れて、この危機を救ってくれたのです。

こちら向かってくるその姿は映画『アラビアのロレンス』で

砂漠の向こうから、ゆっくりと馬に乗って現れるファイサル王子のようでした。

今思えば「雇入れ時の教育」を受けていなかったと思います(記憶が曖昧ですが)

★2024年4月1日から全業種・全雇用形態で8項目すべて必修です

仕事か、彼女か・・そして逃げるように二度目の退職へ

原因は、地面が不安定なのに、敷き鉄板等をしない状態で、荷揚げをした初歩的なミス。

所長にこってり絞られた先輩は、その夜、寂しそうに彼女へ電話していました。

私は「良い勉強になった」と能天気に構えていましたが、

彼女に電話でこの話をすると激怒されました。

「笑い話じゃない! そもそも土日休みの話はどうなったの!もう知らないよ・・・」

別れを匂わす彼女。これはマズイ・・・

付き合い始めてまだ3ヶ月目

それ以降も数回、電話で説得を試みましたが・・

納得がいかない様子は変わりません。

仕事か、彼女か。天秤にかけた結果、私は二社目を去る決断をしました。

理由は、当時悩まされていた椎間板ヘルニアということにしました。(理由に意味はない)

お世話になった先輩に背を向けるような、まさに「逃げる」形での退職……。

(自分で設計した家に住む夢はどうなったのだ🐶あお)

・・・今振り返っても、情けない、私の黒歴史です。


次回予告:第4回 二度目の転職! 6月19日(金)夜に掲載予定です
(もう後がないのだ🐶あお)

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